おひとりさまライフ 保護猫ちゃんと一緒

田舎の父親同居介護の2年を終え、父から引き継いだ保護猫ちゃんとの田舎生活 母弟父をみとった自分の生活の整理をぼちぼち

穏やかさにあこがれて

自分を振り返る

今朝は朝一で、おとなんさんの記事で、いろいろと思いを巡らせました。いつも穏やかで素敵な記事を書かれるおとなんさん、憧れです。引出の多い方だなあ、と。

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私がはてぶろを始めたのは、父の介護同居、がきっかけで、完全に実家でのどたばた、および大愚痴大会になっており、お恥ずかしい限りですが、世の中には、きっと同じように親の介護をされている方もいらっしゃる、と思い、情報収集にもなる、と。残念ながら、元々父があまり好きでない私(悪い娘か。。。)は、かなりの部分で父との同居介護を「義務」として勤めている、という感は濃厚。

そんな中で、いろんな方のブログは、私の癒しタイムであり、情報いただくタイムであり、また、自分を振り返るきっかけにもなり、という、貴重な時間となってます。

  

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上記おとなんさんの記事中、そうだなあ、と共感ポイント多し、ぶくまも今朝の時点でたくさんついていて、今日中でさらに増えると思われ、おそらく、読者の皆様も、自分の環境、状況に置き換えて、いろいろと思いがおありになることと思います。

 父と正反対だった母と弟

私は、亡き母と弟のことを思いだしました。父は昔からこういう(9人兄弟の末っ子で、男の兄弟は戦死し、残った唯一男子で親姉妹から甘やかされて育ち、子供がそのまま大人になってしまったような、わがまま&自己中のところあり)人で、家族に対しては愛情はあっても(多分)、やはり自分が一番、気に入らないと怒る(手を挙げられたことはなかった、物にはあたってたけど)、ということが子供の頃からあり、亡き母はそれはそれは、苦労していました。私が子供のころ、何度か母が実家(と言っても、田舎のことで、実家も親戚もすぐ近くに住んでいた)に行ってしまったことがあり、私が高校から実家を離れて女子寮で生活するようになってからも、電話で話す母は、父の激しい性格に日々消耗させられていたと。何度も電話で私に愚痴をこぼす母を、「別れてもいいよ」と何度言ったことか。その都度母は「あんたたち(私と弟)がいるからねえ。。。」と、結局還暦過ぎに癌で亡くなるまで、父と別れることはなく。

母が早くに逝ってしまったことは、何十年もの生活のストレスが一因と、今でも私は思っていて、それも父を好きになれない理由のひとつ、弟も癌で早くに逝ってしまい、こちらも結婚生活、独立した事業の不振、など等若くしてストレス過多の生活だったようなので、これも過度のストレスは、身体を壊す、と。何がストレスかって、それは個人の性格にもよるでしょうし、そのあたりは、母と弟は、体質、性格が似ていたのかも。母はとっても優しい人でした。今でも親戚や当時の母を知る人から慕われています。

 

長生きをしている父、と私は似ている・・・体質は確かに似ているかも。嫌だけど(これ、前にも他記事で書いた気がする、ホントに、嫌なんだ・・・(;´・ω・))性格的には、子供の頃からこの父を見ているし、母と弟のこともあり、基本的に私はあまり怒りを表にだす方ではない、し、おしゃべりは苦手で、電話はあまり好きでない、父は逆に男の人にしては、本当によくしゃべる(昔から)、それも長い(あ、これって、年とって話が冗長になり、繰り返しが多くなったからかな・・・)

 

穏やかさは大事、という話

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おお、話がどんどんそれてきますが、おとなんさんの記事で、穏やかさはやっぱり大事、イソップの太陽と風の話↓、怒鳴っても何も解決しない。。。【下記は引用です】

教訓

 

手っ取り早く乱暴に物事を片付けてしまおうとするよりも、ゆっくり着実に行う方が、最終的に大きな効果を得ることができる。また、冷たく厳しい態度で人を動かそうとしても、かえって人は頑なになるが、暖かく優しい言葉を掛けたり、態度を示すことによって初めて人は自分から行動してくれるという組織行動学的な視点もうかがえる。

 

引用:北風と太陽 - Wikipedia

(引用の一部に赤色を付けさせて頂きました)

銀行の窓口で苛立つ大人と穏やかな親子で思う「太陽と風」 - おとなんつづり
怒鳴ったところで何も解決しないのなら無駄なエネルギーです。

 

本当にそうですよね、が、しかし、父の世代(80代半ば)で、さらに認知症ががってきていると、そういうことに思いは至らない、話してもどこまでわかってもらえるのか、相手のことに思いを馳せれば、ドッカンする前に一呼吸おくことも思いいたると、普通は思うんですがね・・・

 

同居も1年たち、父も私も、まだ生きている。生きている限りは、日々穏やかに過ごせた方が、楽しいのになあ。。。相手のあることなので、なかなか難しいことではありますが、私も父に対する態度を、反省してみたり、しますかねえ。。。

 

 

 

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