おひとりさまライフ 保護猫ちゃんと一緒

田舎の父親同居介護の2年を終え、父から引き継いだ保護猫ちゃんとの田舎生活 母弟父をみとった自分の生活の整理をぼちぼち

高齢化 少子化 社会保障制度の崩壊へ向かうのか

年寄と子供

高齢者の父と同居介護する身として、先日の鵺さんの記事、考えさせられるものでした。お子様の保育園問題は、子無しの私にとっては、その大変さを想像するしかありませんが、介護問題は、実際渦中にいる自分にとっては、本当に頭の痛い問題。

日本の将来を担うお子様、未来のあるお子様の方を優先すべきか、それは、私にはわかりません。ただ、実家で老父と同居をし、在宅仕事とはいえ、介護に手をとられ、仕事の先細りが確実と思われる現状で、認知度の衰え、身体の機能的な衰え、だた、身体自体は丈夫なようでよく食べ、よく飲み、口ばかり達者な老父をみていると、このようなお年寄りが、世間にはたくさんおられて、国家予算をすいとられているのだろうか、と、想像したりします。。。

nue-all.hatenablog.com

 歯切れが悪いですが、父に対しての私の感情は、「娘であるという義務感」が99%以上で、それが故に、関東の家を保持したまま、実家で父の介護をしています。

私はもともと父が嫌いでした。昔からワンマンな父は、母に苦労をかけどうしで、還暦を迎えてすぐになくなった母、跡取りの男子が大事という土地柄、かつ80すぎの老人の頭の中には、私と弟の比重としては、跡取りだった弟が亡くなってからも、変わっていないし、老後の面倒は娘がみるもの、というこの辺の常識のとおりの筋書きで、高校から家を出ていた娘が、自分の面倒をみるために、何十年ぶりに、実家へ戻ってきた・という、父にとっては、当たり前の流れになっただけ。

 

・・・ああ、どうしても愚痴になってしまう。

 

高齢者の数が多すぎて、国が高齢者支援をしようとすると、膨大な予算が割かれてしまう。うちの父にも、時々高齢者支援金、のようなもので、15,000円、とか30,000円とか振込みがあるのだけれど、うちの父の場合は、昔勤めていた時の厚生年金と、その後の自営の国民年金で、田舎で持ち家はあるし、一人分の生活位、プラス孫の学費援助、月々のお小遣いは、年金で賄っていける様子、なので、補助金がでると、ありがたいけれど、生活費に紛れて、あんまり実感として、ものすごく助かった、という感じはしていない、と思う。

 

80代の高齢者の経済状態も、人それぞれでしょうけれど、また、都会と田舎では、生活のしかたも違うし、ひとくくりにはできないけれど、田舎だったら、たいだい持ち家で、農家さんから野菜や果物いただいたり、なんやかやと、都会に比べて、生活はしやすい、。。。のかなあ。。。まだ働ける私からすると、バリバリ働いて、稼いだもので、好きなものを食べたり、好きなことをしたい、というのが本音ではあるけれど。。。

 

高齢者支援金

お年寄りにばらまかれたお金も、余裕のある方の場合は、子孫の援助に回すこともあるでしょうし、中にはほんとうに困窮されていて3万円の振込で、ひと月の食費になる方も、あるのかも・・・一概によいとか、悪い、とか、言えないところが難しいところですね。。。いちいち高齢者支援金も、この人には不要、とか、あの人には必要、って、やるわけにもいかず。 同じく、お子さん支援金も、本当に困っているご家庭の方が多いかもしれませんが、ジジババの支援金が、孫ちゃんの援助にまわっている、ってことも少なくはないのかも、と思ったりします。

 年金のこと

上記リンクの鵺さんの記事中の、下記画像、わかりやすいですね。私はちょうどもらえる年金がマイナスになってからの年代、それも厚生年金は若いころの数年分で、その後はフリーになってしまったので、国民年金を払ってきており、今後、もらえる年代も引き上げられるでしょうし、金額もどんどん減るのは明らかなので、かなり前から個人年金をかけていて、一人暮らしなら、そして実家のぼろ家でも住むところがあれば、何とかなるのかなあ、と、間近に迫るシニアライフに向けて、働けるだけ、働かなければ、と思っていたところ・・・の、老父の介護生活・・・ああ、今後の軌道修正がかなり必要になってきそうです。

<厚生年金の世代別損得計算>

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高齢者蔑視をするつもりはない。社会保障も理解する。でもその税の使い方は絶対に間違っている💢 - 鵺の多面的考察(育児・家・仕事) から拝借しました<m(__)m>

 

 

・・・で、本音は・・・ 

ああ、やっぱり、かなり歯切れが悪いですね。本音の本音としては、私の父を見ている限りは、楽しみもなさそうだし、友人も今はなく、引きこもりで、娘相手に毎日ほぼ愚痴で毎日が終わり、その娘も、介護の為に仕事が満足にできず、もしかしたら共倒れになるかもしれず、という状態を、想像することもできないであろう、父・・・なんとかしてくれ~、と、叫びたい・・・(ドツボ・・・・)

 

 

 

 

 

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