国庫債券?
実家の整理は、仕事の合間にぼちぼち続けていますが、親戚から「お宝が出てくるんじゃ?」などと言われつつ、いやいや、父も昔羽振りがよかったころは、贅沢していろいろ買い集めていたようだけど、この2年の同居生活の間、見た限りでは、お宝はありあそうもない・・まあ、借金がなかった(と思う、今のところ)だけ、よし、です。
若くして逝ってしまった弟の事業失敗に父の財産もつぎ込んでしまったので、父が逝った後、残されたものは古い家と少しの土地、現金は父の葬儀とともにほとんど無くなってしまった。父の家が残されたので、私が住むには家賃はいらないので、まあ、実家生活で細々と仕事をしつつ、何とかやっていけるのかなあ、という感じ。
家の家具や荷物整理はぼちぼちやりつつ、昨日、父の書類をみていたら、「特別弔慰金国庫債券」というのが出てきた。そういえば、何年か前に、父が話していた記憶はある。
戦没者弔慰金?
父は昭和初期の生まれで、兄弟が確か11人?とか言っていて、父は末っ子、上の兄たちは戦争で亡くなった、とか。父の兄弟姉妹で、私の記憶にあるのは、おばちゃん2人とおじちゃん一人、すでに皆亡くなっている。戦争で何人の兄弟を亡くしたのかは詳しくはわからないけど、家の中央座敷の長押に亡くなった家族の写真が飾られていて、父の父・お爺さんも40代でなくなったとかで、私は生まれる前。
これも、そのうち全部降ろして、片付ける予定。
あ、若い方は「なげし」って、耳慣れないかも?
この債権は、合計25万円で、初回の1回は父が自分で換金したようで、残り4枚、父名義で、本人は亡くなっているので、無効かとおもいつつ、ネットで調べてみたら、相続できるらしい。名義変更手続きがあるようだけど、ちょっとやってみよう。5万円x4の残り20万円だけど、あると助かる、よね~
・・・続く