和室の畳替え
その昔、父が福岡~神戸から実家の田舎に戻ってから建てた家、最初に立てた頃から、既に50年程、その後増築を重ねたので、私が小学生だったころの最初の家とは、あちこち変わっているけど、和室の畳は、両親とも元気だった20年程前までは、年末の畳上げをしたり、表替えをしたりしていたはず、だけど、母が亡くなって以来、和室の畳は変えた様子もなく、気になっておりつつ、私もそのままにしていた・・・
が、昨年9月に父が亡くなってから、少しづつ家の手入れもしていかなければ、と思いはじめ、やっと一番気になっていた6畳の和室の畳をかえることに。それは、昨年まで父が寝ていた部屋。
古い畳を上げてみる
本当は、この部屋は、もう畳をとっぱらって、フローリングにしたかったのだけど、いろいろあって、板張り改装は先延ばしにすることにして、とりあえず、畳を変えてもらうことに。
古い家は、畳の下が、土間になっているって、知ってました? 私は今回、畳を上げてみて、初めて知りましたΣ(・□・;) というか、昔の家は、そういうところが多いとのことで、風水的なことからも、1階の地面に面した床は完全に塞いではいけない、という考えがあったとか。。。 畳を上げたら、完全に板張りで地面はふさがれていると思っていたので、板の隙間から土間が見えたときには、びっくりした~ 新しく建築されている家では、コンパネ?で完全に塞いでいるところがほとんど、とのこと。私は、実家を離れて40年、ほとんどマンション住まいだったので、実家がそんなんだとは、初めて知った。
それにしても、40年前後たっていると思われる畳の下の床が、朽ち果てていないのに、またびっくり。特に梅雨時や台風の時の湿気がすごかったので、さぞや床下は、大変なことになっているだろう、と想像していただけに、板の白さが目にしみる。。。
畳って、けっこう長持ちするんだ
今回は、畳の傷み具合がひどいと思っていたので(父がお手洗いに間に合わなくなってからは、寝室の畳を汚すことも多く、完全にはきれいにできていなかった、というのもあり)、この和室の畳は、完全に新品と入れ替えるつもりだった。
で、昨日畳屋さんが来てくれて、見てくれたところによると、「全部変えなくても、2~3日天日干しして、表と縁だけ替えれば、全然大丈夫」と言われ、え~~~?そうなの~~~?と思うも、新品だと1枚1万円だけど、張替だけなら半額位、といわれたたので、もうお任せするしかない。
「多分20~30年はこの畳は動かしてないかもですけど~」というも、畳本体は50年でももつよ、とのことで、昔は、定期的に畳干しをしていたようだし・・ 母がいなくなってからは、それもおそらくしていないし、私も、畳上げなんて思いもしなかった。次回からは年に一度くらいは、昔のように畳干しをすれば、湿気も飛ぶのでしょうし、気持ちよく使えるのかも。
畳を上げた途端は、端々や畳の隙間?に埃がたくさんたまっていた、それを掃除機で吸い取る。畳が戻ってくるまでの間、この部屋はこのままだ。
映っている襖は、先日白いふすま紙に張替をした、反対側。この週末に張り替えるつもりが、畳替え騒ぎで手つかず。畳がはいったら、張替えしよう。
猫ちゃー、大慌て
猫ちゃーは、びっくりしたよね~、それは、昨日畳屋さんのおじさんが2人来た時から始まり、玄関から一人入ってきたときに、びっくりして逃げまどって、庭の方にもう一人畳を受け取る人が立っていて、外に逃げるに逃げられず、右往左往していた、ごめんよ~、びっくりしたね~
で、畳を取っ払った後の、この部屋の状況、急に様子が変わったので、猫ちゃーもおっかなびっくり、最初は隣の部屋の境から様子伺い、そのうち、そろりそろりと、前足をだし、ちょんちょん、しながら、ゆっくりゆっくり、板の上を歩く・・・大丈夫と思ったのか、部屋を横断して、最近いつも昼寝をしていた、廊下側の台に上って、様子見、そのうち、寝てしまいました・・・・
畳の下が土間、というのを最初に、自分で畳を上げてみたときに発見して、その時の衝撃は大きかったのだけど、こうやって畳を全部上げて、下の土間が、思ったほどひどい状態ではなかったことに、心底安堵~~~、実際に床下を見るまでは、大雨の時の湿気のひどさから、床下に水が入り込んでいたり、小動物?の死骸?があったりすんではないかと、心配していた。一息ついて、床下をのぞいたら、そんなこともなくて、ほんっと、ホッとしたわ~~~
タイトルに期待された方、ごめんなさい。衝撃を受けるほどのものは床下にはなかったです~、が、床下土間だと知った時の、私の衝撃を、わかってね~
昨日より、少し落ち着いた様子の猫ちゃーだけど、突然の部屋の様子の変化に、なんだか落ち着かなさそう、畳屋さんは、2~3日で持ってくる、といってたけど、早くきてほしいよね~