おひとりさまライフ 保護猫ちゃんと一緒

田舎の父親同居介護の2年を終え、父から引き継いだ保護猫ちゃんとの田舎生活 母弟父をみとった自分の生活の整理をぼちぼち

母の葬儀に参列できないフランスに嫁いだ友人

フランスに住む友人からのライン

東京のお母様が亡くなった、と短いラインが入ったのが3日前、お悔やみの返信を送ったが、今朝のラインでは、昨夜東京の親戚数人で葬儀を行い(コロナが原因ではありませんが、現在、大勢が集まることが自粛されており、ご葬儀も例外ではないようです)、彼女とフランス人のご主人は、オンラインで参加をした、と。お母様はしばらく癌で闘病されていました。

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 彼女のこと&彼のこと

彼女は私より一回り若く、30年来の友人で、かつての同僚~その後私がスペインで仕事をしていた頃に、彼女はサラマンカ大学に留学し、その時のクラスメートのフランス人と結婚し、今はパリ郊外に住んでいる。東京に高齢のご両親がいて、お母様は癌を患い入院、お父様は介護施設に入所されていて、彼女は年に2回程ご両親に会いに帰国していた。一人っ子だった。フランス人と結婚当初は、二人で東京で生活をしており、その後、ロンドンに住み、最終的には彼の国であるフランスに戻った。

 

フランス人の彼は苦労人で、東京でもいろいろ仕事をしていたが、医者になりたいという夢をあきらめず、フランスにもどってから学校に入り直し、今は眼科のドクターとして働いている。私がバルセロナに住んでいた頃、スペイン留学終了をした彼女は、ひと月程私のバルセロナのアパートに滞在していたこともあり、その後、東京へもどってからも、お二人のマンションに遊びにいったり、うちに来たり、で交流あり、とても素敵なカップルだ。今でも、たまにスカイプで話をする。

 

コロナ禍の今は、専門にかかわらず病院で仕事をこなしているとのことで、彼女も感染を心配している。ふたりとも、無事乗り切ってほしい。

 

2月頃、コロナ騒ぎが徐々に大きくなってきたころ、お母様のお見舞い等で帰国する、と言っていた。会いたかったところだけれど、東京を引き払った私は、簡単に上京もできず、会えずしまい。コロナ騒ぎで、彼女も東京でゆっくりできず、お母様の様子をみて、所用を済ませて、すぐにフランスへ戻った、と言っていた。容体も芳しくなかったとのことで、いろいろと覚悟はしていたようだが、それがお母様との対面最後となってしまった。

 

葬儀の為の帰国も、今の状況では、帰国後検査や待機などもあり、結局戻ることができず、日本の葬儀の時間に合わせて、フランス時間の明け方頃、彼女と彼は喪服姿で準備を整え、東京の葬儀にオンライン参加、となったとのこと。お母様、Sちゃん、E君、東京のご親戚の皆様、お疲れ様でした。

 

お母様、やすらかに・・・

 

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