国民全員へ政府から毎月お金が振り込まれる?
以前から時々耳にしていて、ふ~ん、と思っていたワード「ベーシックインカム」、例えば毎月全国民へ一律10万円振り込まれる、って、いいんじゃないの~・・・それで、仕事をしなくても生きていける人で、仕事をしたくない人は、それなりの生活をできるし、やりたいこと、仕事できる人は、さらに各自で稼いでいけばいい・・・のか???
あ、今回のコロナ騒ぎでもらえることになった一律10万円、とは違う話ですよ。(笑)
「最低所得補償」?ふむふむ・・・とおもっていたのだけれど、どうやらそうではないらしく、言い方としては「社会保障制度」なんですねえ。
ウィキペディアの説明・長い、が、なるほど
が、世界ではトライした国もあるらしい、が、資本主義経済の中では、いろいろと難しい点が多いらしい、というのは、わかった。
国民の最低限度の生活を保障するため、国民一人一人に現金を給付するという政策構想。生存権保証のための現金給付政策は、生活保護や失業保険の一部扶助、医療扶助、子育て養育給付などのかたちですでに多くの国で実施されているが、ベーシックインカムでは、これら個別対策的な保証を一元化して、包括的な国民生活の最低限度の収入(ベーシック・インカム)を補償することを目的とする。従来の「選択と集中」を廃止し、「公平無差別な定期給付」に変更するため、年金や雇用保険、生活保護などの個別対策的な社会保障政策は、大幅縮小または全廃することが前提となる。包括的な現金給付の場合は配給制度であり、国民全員に無償で現金を給付するイメージから社会主義的と批判されることがあるが、ベーシックインカムは自由主義・資本主義経済で行うことを前提にしている場合が多い。
まずは、国民全員に一律お金を渡す、その財源は?ということですよね、ただ、お金を刷ってばらまくわけにはいかないし、下記によると「国家に大きな歳入源があること」だそうだ。オイル資源豊富なアラブ首長国連邦等は、結構社会保障が充実してる、と言われているので、そういうのなんですかね。
財源の不安
人口が少なく豊富な天然資源があるなど、国家に極端に大きな歳入源があることで機能する制度である。ベーシックインカムはその莫大な財源をどこに求めるのかという点がつねに議論の的となる。
「最低所得補償」ではなく「社会保障制度」がよくわかる動画
下記、税理士・大河内さんのYOU TUBE、登録させていただいていますが、おもしろくて、わかりやすい。
ベーシックインカムを税理士が解説!国民全員がただただ毎月お金をがもらえると勘違いしてませんか?
・・・そっか、ベーシックインカムが、社会保障制度で、今の日本で問題になっている年金制度や国民健康保険なども含めて、みんなにあげるお金でまかなってね、ってことなんですね。。。それだと、一人10万円では、多分足りない、国民年金制度がないと、個人年金を自分で積み立てる、国民健康保険がないと、病院にかかるときには、全額自己負担(今は国保は3割負担だよね)、または個人で医療保険にはいる・・・ とすると、健康で病院に行かない人はその分かからず、しょっちゅう病院にかかる人は、おそらく払えないよねえ。
個人的には、ベーシックインカムって、いいんじゃないの~、私はそれでも仕事して上乗せしたいけどね~、って感じではありましたが、う~む、難しい問題だったのですね・・・皆様は、いかがでしたでしょうか・・・