外暮らしをしていた猫ちゃんをどうするか
最近読者登録をさせていただいた 小梅さんの猫ちゃん関連記事で、少し気が楽になった?ことがあります。「外暮らしをしていた猫ちゃんを保護、または譲り受けた後、完全室内飼いにすべき、なのかどうか」うちも、2年前に猫ちゃーを保護施設から譲りうけた際に、外に出さないでくださいね、と言われ、もらった書面にも、「猫ちゃんの安全の為にも、近所迷惑にならない為にも、猫は完全室内飼いを」と記載してあり、私も父も、それを目指して試行錯誤をしたのですが・・・


保護施設に父と一緒に行った際に、30にゃん以上保護されていた猫ちゃんたちのほとんどは、警戒して隠れるか、シャーシャー威嚇する子が多かった中、唯一、父の足元にすりすりよってきて、にゃ~にゃ~とアピールしてきたのが、猫ちゃーだった。私自身は、もっとかわいそうな感じの子を助けてあげたい、と言う気もあって、おびえて引っ込んでいる子たちをみていたのだけど、父が即決で、猫ちゃーがいい、と言い出し、「黒は好かん、この茶色と白がいい」と言い出し、それで、猫ちゃーを家へ迎えることが決まった。
この施設に保護されている猫ちゃんたちは、ほとんどが、山で捕獲器に入った子たちで、まあ、麓の集落から近いので、どうやら猫ちゃんを捨てに来る人も少なくないらしい。
で、あまりに人懐こいこの子、完全な野良育ちとも思えず、もしかしたら、飼われていた猫で、山に捨てられたのか?と思ったものでした。
それにしても、猫ちゃー、もうお外出たくて出たくて仕方がなくて、それもよく鳴く子で、家の中でにゃ~にゃ~、訴えて鳴く。何とかおうちの中で慣れてもらおうと、数か月試行錯誤するも、こちらが根負けした形で、今はもう、夜でも玄関の戸を5㎝位開けて、完全出入り自由の猫ちゃー。。。(出かけるときも開けっ放しの家が多い、田舎)
もちろん、臆病な子で、外に出るなんてとんでもない、家の中で充分です、って子だったら、それに越したことはなし。でもね~、猫ちゃーは・・・無理・・・
小梅さんの記事で、動物病院の先生がおっしゃるには、
「外を知ってる猫さんはどうだろうね。男の子だし。」
保護猫を引き取る前に考えてほしいこと。 - 森田小梅ブログ
は~、そういう獣医さんもいるんだ~、と、目からうろこ、これまで、猫は完全室内飼いをすべき、というのがあったので、実は、出入り自由にしてしまったうちの猫ちゃーの件は、ずっと、ある種のうしろめたさ?があったのですぅ・・・
うちの猫ちゃーは女の子だけど、なんであんなに外に出たいのか、お外生活の間にも、あんまり怖い目に合ってないのかなあ、、、ド田舎なので、家の隣は畑だし、反対側は道路だけど、車もそれほど多くないし、猫ちゃーの場合は、家の中で強制的に生活させられて、ストレスたまるよりは、いい方はよくないけど、多少その為に短命になったとしても、毎日自由に寝床とごはんの心配なく、外で、モグラやネズミやスズメを捕まえて、自由を謳歌した方が幸せなんでは?と、思ったりしています。
そんな生活をさせて、万が一、事故にあったり、病気になったりしても、私が悲しいけれど、猫ちゃーは猫ちゃーの猫生を精一杯生きるのかなあ、と、それなら、それで、いいのかなあ、と。。。 ド田舎だから、できる話ではありますが、すこ~し、うしろめたさが軽減された気も。。。します。。。
猫ちゃーとの攻防の経緯だ~~